Q&A

Q.定時制高校とはどのようなものですか。

 

 普通、高校というと朝から夕方まで毎日授業を受ける形態をイメージすると思います。これを「全日制」といいます。それに対して「定時制」は、全日制よりも短い時間、決められた時間帯に毎日授業を受ける形態を指します。卒業にかかる一般的な年数は全日制の3年に対し3年以上になっています。授業内容については全日制高校と変わりません。

 

Q.単位制とはどのようなものですか。

 

 所定の科目を「履修」し、必要な「単位」数を「修得」することで卒業の資格を得るしくみです。学年制ではないので、進級も留年もありません。単位の修得が十分でないと卒業できません。

 

Q.単位とはなんですか。

 

 それぞれの科目の授業時間数を表すもので、本校では「1単位」とは週1回の授業を1年間受けることになっています。

 

Q.履修とはなんですか。

 

 各科目の授業に出席し所定の出席時数を満たした場合、その科目の「履修」が認められます。なお、本校では保健室や別室での学習を授業への出席とは認めていません。

 

Q.修得とはなんですか。

 

 各科目において「履修」が認定された上で、成績評定が「2」以上の場合、その科目の「修得」が認められます。

 

Q.卒業するためにはどのような条件を満たすことが必要ですか。

 

 以下の条件を満たす必要があります。

 ・3年間以上在籍すること。

 ・「時間割」で決められた、1~4校時(昼間主)、7~10校時(夜間主)の授業に出席し履修すること。

 ・合計74単位以上修得すること。

 

Q.何年で卒業できますか。

 

 本校では、3年または4年での卒業を標準としています。

 3年間で卒業を目指す場合は選択科目を18単位以上修得する必要があります。

 

Q.どのような日課になりますか。

 

 「本校の教育」-「日課表」をご覧ください。授業は1校時45分です。

 夜間主コースの生徒は、始業前に給食があります。給食をとることは法律で定められています。

 

Q.昼間主コースの生徒でも給食は食べることができますか。

 

 事前に申し込みをすることで、昼間主コースの生徒でも食べることができます。

 

Q.給食費はいくらになりますか。

 

 年間約70,000円です。金額が大きいため、年3回に分けて納入してもらいます。

 

Q.給食はどのようなものになりますか。

 

 HPに、毎月の献立表および毎日の献立の写真を掲載していますのでご覧ください。

 

Q.授業料はいくらですか。

 

 令和2年度の場合、保護者(両親)の都道府県民税所得割及び市町村民税所得割額の合計額が507,000円以上の世帯の新入学生が納入対象となり、年間で30,000円です。

 

Q.入学した場合、1年間でどのぐらいの費用がかかりますか。

 

 新入生は、PTA関連、生徒会関連、進路対策費、学級費等、サンダル、シューズ類、運動着等、を含み、昼間主コースは合計約60,000円です。夜間主コースは給食費を含んで、約120,000円です。

 在校生の諸納金は年会費のみになり、年度ごとに金額は変わります。

 

Q.夜間主コースは仕事をしていないと希望できないのですか。

 

 就職をしている必要はありません。自分の生活スタイルを考えて希望することができます。

 

Q.制服はありますか。

 

 決められた制服はありません。しかし、服装が自由という意味ではありません。社会人から「授業を受けるに相応しい。」と見られるような高校生らしい服装をしてください。なお、始業式や終業式等の式典や進路に関する行事などには、正装で臨むこととしています。

 

Q.頭髪・服装については規則がありますか。ピアスをしたり髪の毛を好きな色に染めたりしてもよいのですか。

 

 本校は茶髪等の染髪・加工や耳等へのピアス、指輪やネックレスなど装飾品、化粧、だらしない服装等は認めていません。これらは校則で禁止しております。違反した場合は指導の対象となります。

 

Q.アルバイトはできますか。

 

 本校ではアルバイトを認めています。ただし、アルバイト等に対しての学業への配慮は一切行いません。

 

Q.自動車やバイクでの通学は可能ですか。

 

 本校では「4+1ない運動」に参加しています。

 保護者による送迎は認めていますが、生徒自身の運転による通学は認めていません。ただし、夜間主コースで仕事に就いている場合のみ時間に間に合うように投稿する必要があるため、雇用主と協議の上認めています。

 

 

Q.学校生活がうまく送れるか不安です。

 

 学習面では、本校は中学校での学習内容を確認しながら授業を進めるように心がけており、これまでわからないままで終わっていた内容についても、もう一度勉強し直せるようにしています。また、習熟度別学習、T・T学習を行うことで少人数での授業を展開し、一人一人に対して丁寧に指導しています。そのため大人数が苦手な生徒や人付き合いが苦手な生徒も授業が受けられるように工夫しています。

 生活面では、担任の先生を中心に、教科担任、養護教諭、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、学習支援員の先生方が協力し合い、学校生活をサポートする体制を整えています。

 

Q.高校卒業後の進路先について教えて下さい。

 

 「進路状況」をご覧ください。企業への就職者が多いですが、大学や専門学校への進学者もいます。

 

Q.学校脇の木々はなんですか。

 

 主に桜、メタセコイアです。どちらも敷地斜面を固め見栄えがよい樹木です。

 桜は、昭和45年頃に120本植樹されました。春は花の下、そして花吹雪の中での登下校となります。山の中腹にあるので桜の景勝地のひとつになっているようで、花見で登ってくる方もいます。

 また18本のメタセコイアがあります。いつ植樹されたものか記録は残っていませんが、太い幹がまっすぐに伸びる様はなかなか絵になります。

 

Q.どんな学校行事がありますか。

 

 他の高校に比べると少ないかもしれませんが、昼間主と夜間主それぞれに様々な行事があります。年2回の球技大会、清掃活動と炊き出しやバーベキュー、芸術鑑賞会、遠足、映画鑑賞会(夜間主のみ)などがあります。その他に外部講師を招いての講演などもあります。

 

Q.部活動はありますか。

 

 軟式野球部、バドミントン部、陸上部、卓球部、バスケットボール部、剣道部、音楽部、美術部、理科部があります。また、バレーボール同好会があり、運動部は6月の定通大会に向けて練習に励んでいます。最近では、軟式野球部(H30年)、バドミントン部(H28年~H31年、R元年)、陸上部(H29年~H31年、R元年)、卓球部(R3年)、剣道部(H30年)が全国大会出場を果たしています。音楽部は県アンサンブルコンテスト、美術部は市美展に出演・出品しています。活動日は平日の放課後で、土日は基本的には活動していません。

 

Q.どのような勉強をするのですか。

 

 他の普通科高校と同様に、5教科を中心に保健体育・音楽・情報・家庭、さらに数学演習や時事問題などの学校設定科目の勉強をします。詳しくは「本校の教育」-「教育課程表」をご覧ください。

 

Q.どうすれば入学できますか。

 

 本校は県立学校です。他の県内の県立学校と同様に前期選抜(一般選抜、特色選抜)または後期選抜のいずれかの入試を受験して合格すれば入学することができます。この他に転入、編入の制度もあります。詳しくはホームページの入試情報をご覧ください。

 

Q.いつからあるのですか。

 

 平成16年にいわき光洋高校定時制課程が校名変更されて設置されました。しかし、もともといわき中央高校という定時制高校があったところに設置されましたので、それを含めると昭和44年から設置されたことになります。

 

Q.プールはありますか。

 

 ありません。

 

Q.エアコンはありますか。

 

 普通教室、コンピュータ室、図書室、保健室にあります。

 

Q.どんな検定や資格をとっていますか。

 

 漢字検定、英語検定、数学検定やサービス接遇検定、家庭科技術検定等を受けることができます。

 

Q.小中学校、あまり学校に行けませんでしたが、翠の杜高校を卒業することはできますか。

 

 がんばって学校に通って卒業したいという人には、先生方も精一杯サポートします。

 

Q.1学年は何クラスありますか。

 

 「学校概要」-「生徒在籍」をご覧ください。

 

Q.学校を見学することはできますか。

 

 年に1度、学校見学会を開催しています。また、見学希望については個別にも対応しています。

 

Q.通学に自家用車の送り迎えは可能ですか。

 

 可能です。「送迎許可」を取得してください。

 

Q.長期休業はいつからいつまでですか。

 

 7月下旬~8月下旬の約1ヶ月間(夏休み)、12月下旬~1月上旬の約2週間(冬休み)、年度末~次年度始めの3週間(春休み)の休みがあります。

 

Q.文化祭はありますか。

 

 ありません。

 

Q.修学旅行はありますか。

 

 ありません。その代わりに遠足があります。

 

Q.途中で転校できますか。

 

 転校が可能かどうかは受け入れ側の高校次第です。